整形外科について

首や腰の痛み、手足のしびれや痛み、肩こりや膝などの関節痛、骨折や捻挫などのケガなど、腰部脊柱管狭窄症や変形性膝関節症などの慢性疾患などの対応も行っております。
日常生活で行う、「座る・立つ・歩く」といった身体の基本的な機能回復をするために痛みに対しての内服薬・湿布・注射だけの治療ではなく、理学療法士によるリハビリを取り入れて機能回復の改善を目指します。
また症状や状態に応じて各種検査機器をご用意しております。
必要に応じて、MRIやレントゲンなどを使用し詳しい検査などを行っております。
痛みの原因となる根源を早期発見し、早期治療ができるように努めてまいります。

また院内では、リハビリ機器を多数揃えております。
少しでも早く日常生活に支障がないようにする為に、リハビリは大変ですがスタッフがしっかりとサポート致します。
温熱療法や電気を流す干渉波治療機器などを使用した治療も行っております。
普段の生活で必要とする動きを、いつまでも元気に活動ができるようにスタッフ一同、皆さまの健康にサポートします。

 

整形外科の主な病気

◆腰痛、頸部痛、膝の痛み、肩こり
◆しびれなどの知覚障害
◆手足の変形、腫れ、運動障害、姿勢異常、歩行障害
◆リウマチ、痛風などの関節疾患
◆骨粗しょう症 
◆骨折、脱臼、捻挫、打撲などの外傷
◆スポーツ障害、スポーツ外傷
◆擦り傷、切り傷
◆ロコモティブシンドローム

 

整形外科の治療法

◆薬物療法
◆注射療法
◆運動器リハビリテーション・理学療法

◆装具療法
◆手術療法

 

骨粗しょう症について

骨粗しょう症とは、骨密度が低下して骨がスカスカにになり、骨折が起こりやすくなる病気です。
当院では、全身用X線骨密度測定装置を導入しております。
初期段階では自覚症状がありませんので、検査を受けた事がない方は、一度検査を受けてみてもいいかもしれません。

 

<要因>
要因として、加齢、生活習慣など、閉経後のホルモンバランスの変化などがあります。
特に加齢による骨密度の低下は誰にでも起こる危険性があります。

<症状>
症状として、初期の状態では自覚症状はほとんどありません。
症状が進むにつれて、背中や腰の痛みなど、背骨が曲がる、身長が縮むといった症状が表れます。

 

<検査>
骨量の測定をする為に、骨密度測定器を使用し検査を行います。

<治療法>
治療については、3つの治療法があります。

 

・薬物による治療
骨の栄養素として、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKなど、骨が壊されることを抑制する薬剤などを使用します。

 

・運動による治療
筋力を増強する為に、運動療法を行います。転倒する事により骨折するリスクが高まりますので運動療法を取り入れる事によりバランス感覚などが良くなります。
理学療法士がしっかりとサポート致します。

 

・食事による治療
骨を強くする為に、食事も大事になってきます。
カルシウムを吸収するために、ビタミンDが必要になります。またビタミンKやタンパク質などの摂取も必要になります。
バランス取れた食生活を意識し取り組みましょう。

カルシウム:小魚、緑黄色野菜、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品
ビタミンK :果物と野菜、納豆、緑色野菜
ビタミンD:きのこ類、サケ、ウナギ、サンマなどの魚類
たんぱく質:豆、穀類、 肉、魚、卵

 

スポーツ外傷について

スポーツ外傷とは、スポーツ中にぶつかったり、転んだり、捻ったりと原因がはっきりしている偶発的な事故による身体ダメージを受けることです。
重度になると、靭帯損傷や、半月板損傷など手術が必要となるケースも多くあります。

 

<主なスポーツ障害>

 

• テニス肘
肘の外側に痛みを生じます。日常生活動作の繰り返しで発症する場合もあります。

• オスグッド病
膝の前下部に痛みが生じます。成長期に発症する事が多いです。

• アキレス腱炎
足首を酷使する事でアキレス腱に炎症が起こり痛みが生じます。

• ジャンパーズニー
膝の伸展を繰り返すことで膝蓋骨周辺に痛みが生じます。
バレーボールでジャンプを繰り返すなど、サッカーやランニングでも生じます。

• 野球肘
ボールを投げすぎる事によって起こる肘の障害です。
投球時や、投球後の痛み、肘の外側・内側で痛みます。

• 疲労骨折
同じ場所に繰り返し負荷がかかる事によって骨にひびが入る事があります。
症状が進むと骨折します。

 

<診断と治療について>

レントゲンやエコーなど場合によってはMRIなどで検査を行います。
スポーツ復帰して頂く為に、リハビリ施設にて症状や状態に合わせてリハビリのサポートをします。
手術を必要とする症状の場合においては、連携病院にて速やかにご紹介いたします。

 

リハビリテーションについて

リハビリ施設において、筋肉増強訓練、関節可動訓練・治療体操などの運動療法をこちらで行います。
様々な症状や状態に対応できるように、各種機器を設置しています。
温熱療法や電気を流す干渉波治療機器などを使用した治療も行っております。

 

理学療法士がしっかりとサポートを行いますので、リハビリは大変ですが一緒に改善していきましょう。
理学療法士は、「座る・立つ・歩く」といった身体の基本的な機能回復のサポートすることを専門に行うエキスパートです。
痛みを軽減するトレーニングや、術後の機能回復を効果的に行うことが出来ます。

 

リウマチ科について

関節リウマチは早期発見・早期治療が重要、症状があればすぐ受診をしましょう

関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。
関節リウマチで生じる関節の腫れと痛みは、免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられます。
免疫がある事により、外部からの侵入してきたウイルスや細菌を攻撃して排除する働きを担っていますが、免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃をしてしまいます。
それにより、炎症や関節の腫れや痛みとなって現れてきます。

 

<原因>
関節リウマチの発症には免疫の仕組みが関係していると考えられています。
私達は免疫の仕組みで感染症から守られていますが、何かのきっかけで、もともと自分の体に備わった細胞や物質を外敵とみなし、それを攻撃するための抗体をつくり出すことがあります。
これが免疫の異常で、自分で自分の体を攻撃することから、「自己免疫疾患」と呼ばれています。

 

<症状として>

・家の鍵などが空けにくい
・歯ブラシが持ちにくい
・ハサミなどがうまく使えない
・ドアノブが回しにくい
・靴ひもが結びにくい

・リモコンが押しにくい
・箸がうまく使えない
・腫れた箇所に痛みがある
・ボタンを外したり・かけたりしにくい
などなど

 

<検査・診断について>
画像検査や血液検査のほか、問診などの診察を行います。
その症状が関節リウマチによるものなのか、はっきり診断することと、病気の進行度を知るために検査や診察を行います。
また視診・触診・打診などを行い、状態や症状の確認を行います。

 

<治療について>

・薬物による治療
痛みや炎症の軽減、炎症の抑制、進行抑制などの薬物治療を行います。
症状や状況に合わせた形で、投薬を行います。

 

・リハビリテーション
運動療法、理学療法、作業療法、補助具を使った療法などで機能回復を目指します。
手首・指先・足首・足指・太もも・首・肩などの運動を行います。

 

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